ピアノ Diary
自身が演奏活動をする中で、演奏会などの音楽のコンサートだけでなく、
様々な美術館や博物館など、展示会や展覧会に伺わせて頂く機会もあり、
その中でピックアップされている物や紹介や歴史など、
要所要所で映像が上映されていることがあると思いますが、
先日伺わせて頂きました展示会での映像のタイトルを見て、ハッとさせられました。
展示されているもののエリアの冒頭で、その作品の種類の、
「鑑賞法」が上映されていて、更にそれらはエリア毎に、
「〇〇の鑑賞法」という形で映像で上映されていたのです。
そのこといついて分かっていた方がより楽しめるとは思いますが、
一方で、楽しみ方はそれぞれ..という考え方もあります。
思い起こせば、
学生の頃、「プログラムを事前に予習してからコンサートへ行きなさい」という教えや、授業として「鑑賞」というものもありました。。
なかなかそのモノ自体を全て実践することは出来ない中で、
見て楽しむくらいのことは、、
と思っていた部分もありましたが、
「観る」ことも本当に重要な勉強なのだと改めて思いました。
例えばスポーツの祭典の時期になると、どのスポーツでも、やったこともないしルールも分からないけど、みんなで盛り上がる媒体の 1 つのようになって楽しんでいる方々を見かけます。熱狂的なファンの 方々に、「にわか」などと言われてしまうのと、状況が重なって見えました...。
分かっているつもりではいましたが、改めて言われると、反省と勉強をさせて頂きました。