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ピアノ Diary


No.007〜ピアノの湿度管理につきまして〜

ピアノルーム溝の口/音符が読める2つの呪文
ピアノの湿度管理

梅雨に入り、じめじめと蒸し暑い時期となりましたので、
 
みなさん(人)の体調管理も 大切かと思いますが、
 
湿気に弱いピアノにつきまして書かせて頂こうと思います。
 
ピアノを末永く快適に、そして調律を安定させる為には、
 
ピアノのあるお部屋の湿度を 一定に保つことがとても重要です。

一般的には、
年を通じて、湿度の目安は 50%程度に保つと良いといわれています。
 
ただ、気をつけなければならないのは相対湿度です。
 
あくまでも「室温 20°Cの時に湿度 50%」というのが基準となります。
 
例えば、室温 25°Cの時に湿度が 40%前後になっているからといって、加湿器で 50%に加湿する と、それは湿り過ぎとなります。
 
反対に室温 15°Cの時に湿度が 60%前後になっているからといって除湿してしまうと乾き過ぎとなってしまいます。
 
結果として、室温 25°Cの時 には湿度は 40%くらいで、室温 15°Cの時には湿度は 60%くらいが適切です。

 ちなみに、欧州製ピアノの場合、室温が 20 度の時でも湿度 40%程度とする場合があります。
 
それがどれくらいのことなのかというと、
梅雨の湿度は、80~90%あり、冬の乾燥した時期の湿度は、20~30%です。
なので、湿度を一定に保つには、時期により、加湿や除湿が必要にもなりま す。
 
季節を問わず、人が快適に過ごすには、
1年を通じて、室温は 20°C~25°Cくらいに保たれて いるといわれているので、それに合わせて湿度も調整すれば、ピアノも快適に保たれます。
 
ピアノは生き物です。
常に呼吸しています。 
 
(ピアノは「木」で出来ています。人工的素材ではないため、呼吸しながら生きています。) 
 
定期的な調律を欠かさない事はもちろんですが、人と同じ様に気をかけ
 
自分が暑い・寒いを 感じた時、ピアノは湿度が高い・低いと感じている、思って共に生きていけると良いのでは ないでしょうか。
 
湿度を一定(50%程度)に保つ目的は大きく つあります。
 
つは、響板や駒の膨張・収縮を抑え、調律(ピッチ)を安定させる為で、
もう1つは、ピアノを痛めない(長持ちさせる)為です。
 
湿度をコントロールしていない環境下にあるピアノは短命になってしまいます。 

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